残留応力測定, 残留オーステナイト, ラウエ, 卓上X線回折, X線管球, 電解研磨装置

基本セット

残留応力測定, 残留オーステナイト, ラウエ, 卓上X線回折, X線管球, 電解研磨装置

MG15 ゴニオメーター

残留応力測定, 残留オーステナイト, ラウエ, 卓上X線回折, X線管球, 電解研磨装置

FS4 マッピング対応スタンド

残留応力測定, 残留オーステナイト, ラウエ, 卓上X線回折, X線管球, 電解研磨装置

保護筐体

iXRD可搬型残留応力・残留オーステナイト測定システム

 屋外、ラボ、生産現場での豊富な測定実績を持つプロトiXRD。お客様の可搬型残留応力および残留オーステナイトの測定要求に対して、確かな結果でお応えします。モジュール型現場スタンド方式、ソフトウェア、当社オリジナルのゴニオメーター等、高機能アイテムを多数装備。世界最高レベルのプロトiXRDを是非お試しください。

コンパクトな電源ユニット

 プロトiXRDシリーズは、300Wの出力を持った可搬型制御ユニットを中心に構築されています。
このユニットは、高電圧電源、X線管冷却装置、モーター制御等の機能を有しています。表示パネルは、kV、mA、冷却水流量、X線管の状態、各種インターロックの状態を表します。追加の安全機能として大型保護筐体またはX線遮断スクリーンとのインターフェイス用外部ポート、X線電源及びシャッター開閉の警告灯があります。

プロトの最先端X線検出器

 プロトの特許技術である位置敏感シンチレーション検出器(PSSD)により卓越した測定速度、
安定性、広い 2θ 角範囲が得られます。他の X 線検出器とは異なり X 線に露出しても劣化しません。
また、費用のかかる交換やメンテナンスの必要もほとんどありません。この検出器は 並傾法(ω オメガ)或いは準側傾法(ψプサイ)などの測定方法を選ばず、ゴニオメーターに簡単に取り付けできます。せん断応力の正確な決定には 2 台の検出器が必要です。標準ディテクター、ワイドディテクター、および超小型ディテクターの選択が可能です。

正確性

 すべての iXRD システムの中核には、強力でなお且つ使いやすい PROTO XRDWin 2.0 ソフトウェアが付属されます。Windows® ベースのデータ収集及び応力解析機能を持ったソフトウェアです。
主な機能としてリニア及び楕円回帰、Dolle-Hauk 法、3 軸法などがあります。その他、高度なピークフィット機能として、放射線、ガウシアン、ピアソン VII、コーシー、セントロイド、軸中心セントロイド、中間弦を備えています。ピークの強度、幅、半値全幅(FWHM, full width at half maximum)
およびsin2ψ をグラフでプロットし、豊富な情報量と分かり易い測定データをPC上に表示します。

 PROTO XRDWin 2.0 はX線弾性定数の設定や、主応力、材料除去、深さ方向、残留オーステナイト、極点図、単結晶応力測定のための完璧なソフトウェアです。

簡単・操作性の良さ

 当社のiXRDシリーズは操作性が非常に高く、その信頼性から多くのお客様のご支持を頂いています。高性能のゴニオメーターは、メンテナンスの少ない設計でASTM E915の精度を維持。手動のフォーカスポインターにより、複雑な測定物でもゴニオメーターの正確な位置決めができます。自動のフォーカスポインターは、大規模な残留応力マッピングの適切なフォーカス調整が可能です。豊富な種類のX線ビーム開口部が利用でき、丸形で0.2、 0.5、 1.0、 2.0、 3.0、 4.0 mm、矩形で0.5×3、1×3、 0.5×5、1×5、2×5 mmがあります。校正用に用いる高応力試験片、ゼロ応力粉末試験片、残留オーステナイト試験片により正確な測定結果が確保されます。

 また、コブラリンクのロックハンドルを使用してゴニオメーターの迅速な位置決めも可能です。

高度な機能性

 可搬型残留応力マッピング(特許取得済み)はiXRDの全機種で利用可能で、パーツの残留応力の総合的な状態を得ることができます。残留応力マッピングの創始者として、プロトはこの分野でのリーディングカンパニーです。ASTM E915に基づく自動残留オーステナイトはスチール内の残留オーステナイトの量を1%という低濃度まで特性分析できます。 X線弾性定数決定(XEC)によりASTM E1426に基づく自動残留応力測定の材料較正が確保できます。また、X線管球カートリッジを使用することで、正確なシステムの較正や調整を維持しながら迅速なX線管球の交換が可能です。

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