残留応力測定, 残留オーステナイト, ラウエ, 卓上X線回折, X線管球, 電解研磨装置

LXRD

残留応力測定, 残留オーステナイト, ラウエ, 卓上X線回折, X線管球, 電解研磨装置

iXRD



残留応力測定, 残留オーステナイト, ラウエ, 卓上X線回折, X線管球, 電解研磨装置

mXRD

iXRD Mini

roboXRD

世界で最も正確で信頼性の高いモジュール式XRD残留応力測定システム

 Proto全社では、残留応力測定の専門技術者とエキスパートからなる専門チームを擁し、世界中の数多くの分野の大学、研究所、メーカーに装置を提供しています。特許取得済みの技術と高度なソフトウェアにより、Proto は残留応力業界の最前線に立ち続け、測定を最適化するための効率的でカスタマイズ可能なシステムをお客様に提供しています。

Proto は、残留応力測定装置にX・Y軸を搭載した可搬型の残留応力測定装置を15年以上前に開発し、国際的に特許を取得しています。
この事より、現場での応力マッピング(応力分布図)測定を可能にし、また現場でのお客様によるX線管球の載せ替えを可能にしてまいりました。

Protoの残留応力測定装置は、全ての装置に対しASTM E2860に準拠し、日本の材料学会(JSMS)の標準にも準拠ています。

 

測定器で一番大切な事、本質は何でしょうか?

測定器の本質は、正確に測定することです。Protoでは、この様に考えます。
この後には、”価格が安い”や”測定時間が早い”、”オプションの選択肢が多い”等々が続くものと考えます。
Protoでは、測定器の本質を「原点」に、且つ、ユーザーフレンドリーを最重要項目と考え製品開発を行っています。

 

Protoでの残留応力測定装置における共通認識は、

・検出器は2つ搭載する。
・検出器の処理速度を速くする。
・測定装置がASTM E2860に準拠している
・応力マッピング(応力分布図の作成)ができる事です。
・誰にでも管球を手軽に交換できる事です。
・試作時、深さ方向の測定を行ってもらう事です。

ここで取り上げた事、全てに理由があります。
・検出器2個必要な理由は、せん断応力を1度の測定で出来る事です。
 X線の入射角毎にPsiの正・負を一度に収集できますので、せん断応力が検出器が1つの装置と比べ半分の時間で測定出来ます。
 検出器が1つしかない場合、測定物を180度回転させて、再度測定し、ご自身で、応力・せん断応力を算出しなければなりません。

・検出器の処理職度を速くするは、測定時間がダイレクトに短くなるからです。
 言い換えますと、回折したX線を受け取る感度が良い事になります。検出器そのものの性能が高い事になり、測定時間の短縮になります。

・測定法がASTM E2860に準拠している。ASTMとは、世界で最も大きい民間の規格制定機関である米国試験材料協会の事です。
 弊社では、残留応力測定についての規定をいくつも策定しています。その規定に準拠した製品を取り揃えています。

・応力マッピング(応力分布図の作成)ができる事です。縦横の(X・Y)軸を測定装置に装備し、現場でも応力マップやティーチング(指定した場所の測定)を可能にしました。
 これは、弊社が世界で初めて測定装置にX・Y軸を搭載し、日本を含め国際的に特許を取得しました。

・誰でも管球を手軽に交換できる事です。作業者が意のままに管球を取り換える事で、測定したい材料をそのタイミングで測定する事が可能となります。
 それをラボでも、現場でも行えるように、いち早く取り組んでいます。

・試作時、深さ方向の測定を行ってもらう事です。金属の不具合は、必ずしも表面近傍から始まるとは限りません。
 破壊する事になりますが、かなり有益な測定であり、カナダ本社では、多くの深さ方向の測定を行っており、表層から最大2mm程度で、行った加工の影響を確認する事が重要です。

※機種により側傾法や準側傾法ができない機種があります。

Protoの残留応力測定装置ラインナップは、大きくラボ向けの据置型と現場測定向けの可搬型に分類できます。
据置型は、
・高速でパワフルの据置型 LXRDラボ用残留応力測定システム
可搬型は、
・フレキシブルな可搬型 iXRD現場向け残留応力測定システム
・より小型で軽量の iXRDミニシステム
・革新的なroboXRDシステム
・多用途のウルトラポータブルmXRDシステム
からお選び頂けます。

せん断応力

先にも紹介しましたが、Protoの残留応力測定装置は、全てに検出器を2つ搭載しており、回折されたPsi+、Psi-の両方を一度に収集する事が可能です(デバイ環の一部を収集します)。
この為、せん断応力の算出を1回の測定で行う事が一番の特徴です(検出器が1つの場合、180度回転させて測定し、その後、作業者がご自身で計算する必要があります)。
この事から、検出器が1つの装置と比べ、時間としては半分以下で、収集による情報量は、1回で2倍の情報量を得ることが出来ます。また、Sin^2Psi線図へのプロットも自動で行いますので、材料中にせん断応力が多く有する時も、楕円法を用いて適切・正確に、迅速に、せん断応力を算出させる事が可能です。
(せん断応力が有する時は、左右の検出器で得たピークの値を、Sin^2Psi線図にプロットし、左右各々を線で結ぶと、近似線に開きが出来ます。その開きの中心の線(傾き)が、本来の応力値となります。)

検出器

一部の応力測定器では、2次元検出器化(2次元検出器が標準のモデルは、iXRD・Miniのみ)により、バックグラウンドを取る必要が無くなりましたので、大幅に時間短縮が見込めます
2次元検出器でありながら、定評のあるSin^2Psi法で測定を行います。
(バックグランドを取らない測定を全面的に肯定するものではありません。場合によっては取って頂いた方がより良い測定になる事もあります。)
据置型のLXRDや他の可搬型のiXRDシリーズにも、オプションで2次元検出器に変更する事も可能です。
現場でもラボでも、どこでも正確に測定出来て、それでいて測定時間も早い、今までにないSin^2Psi法・Proto の残留応力測定装置をお試しください。

新たな材質・分野

弊社の商品群では、従来の金属製品から、試作品、3Dプリンターによる「三次元積層造形法」「付加製造」(ADDITIVE MANUFACTURING)など金属全般(一部セラミックス)の残留応力を、正確に且つ今までにない測定時間を提供することが可能です。

残留オーステナイト測定

残留オーステナイト測定は、4つのピークを自動で収集させて測定する事が可能です。
一部の検出器では、バックグラウンドを取る必要が無くなりましたので、大幅に時間短縮が見込めます。
またASTM E975に準拠した測定方法ですので、安心してご利用いただけます。

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