高精度粉末X線回折装置

残留応力測定, 残留オーステナイト, ラウエ, 卓上X線回折, X線管球, 電解研磨装置

AXRD卓上型　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　日常的かつ高度な材料調査に最適です。

AXRD Theta-Theta　　　　　　　　　　大きなサンプルや非アンビエント回折に最適です。

AXRD LPD　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　多目的回折実験に最適。

AXRD LPD-HR　　　　　　　　　　　　　　　　　高分解能回折に最適

AXRD LPD-HT　　　　　　　　　　　　　　　　　　　高生産性を有するスクリーニングや分析に最適です。

プロトは、高精度で精密なX線回折装置をお届けすることで、科学の進歩を可能にします。お客様が成果を得るために懸命に努力されるからこそ、私たちは市場で最高の装置を提供するために懸命に努力します。当社の高度に構成可能な粉末回折システムには、ベンチトップユニット、コンパクトなフロアユニット、フルサイズのラボユニットがあります。

コンパクトなAXRD®ベンチトップシステムは、フル機能を備えながら高いコストパフォーマンスを実現しています。AXRD Theta-Thetaシステムは、コンパクトな設置面積で、-190～2000℃の温度ステージを持つ高温回折用のユニークなソリューションを提供します。強力なAXRD LPDラボシステムは、粉末実験のニーズに合わせてX線光学系をカスタマイズすることができます。

AXRD LPD-HRは、薄膜や単結晶材料の特性評価を可能にするために、光学系をアップグレードした人気のLPDシステムです。最後に、AXRD LPD-HTは、多機能分子材料の迅速なスクリーニングとその場での特性評価に理想的なソリューションです。

原材料の組成を決定する必要がある場合でも、製品の特性を評価する必要がある場合でも、AXRDの多用途粉末回折計が正確な結果を提供します。

600Wのコンパクトな卓上モデル、1200WのTheta-Thetaモデル、または3000WのLPDモデルから選択してください。強力なフォトンカウンティング検出器（光電子増倍管検出器）を搭載した当社の粉末回折計は、非常に高速のデータ収集機能と正確なデータを提供します。

ソフトウェアとアプリケーション

XRDWIN® PDは、収集の汎用性を高めるために最適化されたデータ収集ソフトウェアです。XRDWIN PDを使用することで、個々のXRDスキャン用にパーソナライズされたスキャンパラメータを簡単に設定し、データ収集中にリアルタイムでデータを解析することができます。温度、圧力、測定条件、または形状が異なるマルチスキャン・コレクションを実行するようにカスタマイズできます。内蔵のプロンプトがアライメントとキャリブレーションを最適化するため、初心者でも簡単に操作できます。

PDAnalysis は、XRDWIN PD で取得した粉末データの解析を可能にします。PDAnalysisはライセンス数に制限がないため、ユーザーは追加費用なしでオンサイトまたはオフサイトでデータを解析することができます。ソフトウェアの高度な機能により、ユーザーはいくつかの定性および定量分析を行うことができます：

相同定
COD または ICDD データベースとの検索/照合
定量的位相分析
ホールパターンフィッティング（リートベルト精密化）
結晶化度
結晶子サイズとひずみ
格子定数の精密化とインデキシング
残留オーステナイト、残留応力、極値、テクスチャー
SPD検出器で収集したデータの蛍光X線分析
高分解能分析：X線反射率（XRR）曲線、ロッキング曲線、逆空間マップ

21 CFR Part 11に準拠した医薬品アプリケーション用ソフトウェア

プロトは、FDAによって規制されている情報やプロセスを含む記録を作成または保存する必要があるお客様向けに、21 CFR Part 11準拠バージョンの粉末XRDソフトウェアを提供しています。これは、お客様のすべての製薬アプリケーションにおいて、ソフトウェアの信頼性と性能に自信を持っていただけることを意味します。

高度なフォトンカウンティング検出器

プロトでは、機器に最適なX線検出システムを常に選択しています。そのため、すべての粉末回折装置にはフォトンカウンティング検出器が搭載されています。これらの検出器はX線光子を直接捕獲し、電気信号に変換します。この直接変換は、ダークノイズゼロ、読み出しノイズゼロ、高ダイナミックレンジ、優れたS/N比を実現する点で有利です。真のエネルギー弁別が可能なSPD検出器、高速粉末回折用のDECTRIS MYTHEN2リニア検出器、2次元粉末回折用のDECTRIS EIGER2検出器からお選びいただけます。