製品紹介 可搬型応力測定装置

コンテンツ

・現場での大型測定品でも応力マップが可能(特許申請済み)
・多彩な筐体
・多彩なゴニオメーター、管球ターゲット、管球サイズ
・多彩なオプション品(マッピング、オーステナイト測定、全自動4点曲げ測定)
・従来品より軽量、コンパクト

・現場での大型測定品でも応力マップが可能(特許申請済み)
プロトマニュファクチュアリングは、様々な場面でより正確に測定する事を目指して製品開発に努めています。可搬型と言えど基幹部品である検出器は、ラボ用の据え置き型と同じ物を使用し測定します。従って現場での大型構造やラボに持ち運びが出来ない物の測定も、ラボでの測定と遜色ない程度※1で測定が可能です。
また、現場でもASTM E915を実施し機器の精度管理も怠りません。
スタンドにX・Y軸を備える事で、現場での応力マップ※2を作ることを可能にしました。可搬型の応力測定装置を開発時より、「可搬型」と呼べる測定器造りを行ってきた弊社だからこそ、現場での応力マップ測定に力を入れてまいりました。また、X・Y軸を備える事で、ティーチング機能も搭載しています。軸がオートサンプラーの役割を果たし測定物を複数測定したり、同一の測定物を一気に複数測定したり、使い方はあなた次第です。
※1現場等の環境の状態によります。
※2特許取得済事項

・多彩な筐体
オプションの筐体群は、3種類用意しており、どんな測定物でも対応します。筐体に入れた状態で測定をすれば、X線作業主任者の資格を持つ作業者は必要ありません。
大型筐体は、シンプルに測定器を筐体内入れて使用します。ですが、長さ最大400mm程度の物であれば筐体内に入れて概ねどこでも測定する事が可能です。
ガントリータイプは、筐体上部に備えたレールの上を各軸が移動し、測定点に移動して測定を行います。
モジュラー式マッピングは、1000mm程度の物をマッピングする事に対応したX・Y軸付筐体です。

・多彩なゴニオメーター、管球サイズ、管球ターゲット
多彩なゴニオメーター
ゴニオメーターは、5種類用意しています。
標準的なMG40、MG40に回転軸を付けたMGR40、少し小型のMG30、かなり小型のMG15とMG15を90度回転させて軸方向を測定できるMG15AXIALです。
各ゴニオメーターの違いは、焦点距離が異なりますので、シリンダー内を測定する際、MG40、MG30、MG15の順に小さい径のシリンダーが測定できます。

管球サイズ・管球ターゲット
管球は、可搬型には30mmと16mm の2種類の管球を用意しています。
各サイズは、ゴニオメーターの種類に寄ってご選択いただきます。
MG40とMGR40には、32mm※を、MG30とMG15には、16mmの管球からご選択が可能で、アノード(ターゲット)は、各サイズにCr, Mn, Co, Cu, Ti, V, Feなどからご選択可能です。
また、列挙していないターゲットでも、要望に応えるオリジナルの管球も製作致します。
※従来は30mmの管球を用意しておりましたが、現在は、32mmが標準です。

・多彩なオプション品(マッピング、オーステナイト測定、全自動4点曲げ測定)
マッピングが簡単に出来ます。FS4をご選択いただくか、何らかのX・Y軸のオプションをご選択いただく事で、マッピングが簡単に出来ます。大きさや形等も自由自在です。
オーステナイトのオーステナイトの測定も可能※です。手動と自動から選択でき、簡便な自動が人気です。
4点曲げは、お客様のオリジナルの測定物をX線にて応力を測定する際、X線弾性定数が無い測定物にX線弾性定数を算出する手法です。
全自動4点曲げ測定は、ソフトウェアが4点曲げ治具を制御して、測定回数や力を掛ける量等をコントロールしX線弾性定数の計算出まで一連して仕事を行います。
※可搬型の場合、2%以上に限る。

・従来品より軽量、コンパクト
Sin^2Psi法を使用する測定器では、コンパクトで軽量と言えます。検出器にガスなどのユーティリティが必要無く煩わしさは、殆どありません。
X線回折を利用した応力測定に、X線は必要不可欠です。X線発生装置やその冷却装置を含んだ装置としてみた場合、相当に小型で軽量と言えます。
電源は、家庭用の100V(アース付き)で稼動します。

※プロトマニュファクチュアリングでは、常に製品改良を行っております。その為、本ブログに記載されている内容は、予告無に変更される場合がありますので、予めご了承ください。詳しくは弊社にお問い合わせください。

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